介護の仕事に興味を持ったとき、「どの資格から取ればよいのだろう」と迷う方も多いかと思います。介護資格にはいくつか段階があり、今の立場や今後の働き方によって選ぶ資格も変わります。
ここでは、介護資格の全体像を見ながら、どこから考えていくとよいかを分かりやすくまとめます。
介護資格は段階で考えると分かりやすい
介護資格は、入口となる資格、経験を積んでから進む資格、国家資格という順で並べると全体像をつかみやすくなります。
代表的な流れは、初任者研修、実務者研修、介護福祉士です。まずはこの流れを押さえておくと、いろいろな資格があるなかで何を目指すのがよいかが見えてきます。
介護資格の種類を解説 初心者からプロを目指すための段階別ガイド
資格を選ぶ前に考えておきたいこと
資格を選ぶ前に、「なぜ取りたいのか」を考えておくと、学ぶ対象を選びやすくなります。
たとえば、介護の仕事を始めるきっかけとして取りたいのか、今の職場で次の段階へ進みたいのか、将来は介護福祉士まで考えているのかによっても選ぶ資格は変わってきます。
初めて学ぶなら初任者研修から
介護の仕事が初めてなら、まずは初任者研修から考えるのが一般的です。初任者研修では、介護の基本的な考え方や介助技術を学びます。
介護の仕事を始める前に基礎を知っておきたい方にも向いていますし、仕事を始めてから学ぶ土台としても使いやすい資格です。
初任者研修とは – 取得の流れ・費用・選び方のポイント
働きながら次を目指すなら実務者研修
すでに介護の仕事をしている方が次の段階へ進むときは、実務者研修が候補になります。初任者研修より内容が広く、介護福祉士を目指すうえでも重要な資格です。
実務者研修は、現場経験がある状態で学ぶと内容を結びつけやすいため、働きながら受講する方も多く見られます。
介護福祉士を目指すなら途中の流れも見る
将来的に介護福祉士を取りたい場合は、国家資格だけを見るのではなく、その前に必要になる実務者研修や実務経験まで含めて考えることが大切になります。
取得までに必要なプロセスを知っておくと、何年くらいで到達できるかをイメージしやすくなります。
関連資格は後から考えてもよい
介護の仕事には、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員などの資格もあります。ただ、こうした資格は、まず介護の基本資格を取ってから考えても遅くありません。
最初の段階では選択肢を広げすぎず、まずは介護の基本を学ぶ資格に絞ったほうが進めやすいかと思います。
働きながら取る場合の考え方
初任者研修や実務者研修は、働きながら受講することもできます。通学と通信を組み合わせた講座も多く、仕事と並行して進める前提で作られています。
講座を選ぶときは、費用だけでなく、通学日数や受講期間、自分の勤務との相性まで見たほうが無理なく続けやすくなります。
